日本のアマゾンで海外宛にマスクを買ってみました

フランスでは今日7月20日から屋内でのマスク着用が義務化されました。

それで少し予備を準備しておこうと思い、ネットでいろいろ探しました。近所の薬局やスーパーでも不織布の使い捨てマスクは買えますが、急ごしらえで作られたみたいな感じのもので、マスクとしての性能が十分でない中国製のものなのに値段が高いんです、、

フランスのネットで探しても、そのほとんどがマスク性能の記載のない中国製(&中国在住の出品者)なので、視点を変えて日本で探してみることにしました。^^

日本のアマゾンでマスクを探す

日本のアマゾンもフランスと似たようなもので、多くの使い捨てマスクが中国在住の第三者であるThird-party sellerによる販売です。

その場合、中国から直送してくる場合もありますし、プライム配送の場合でも中国から日本のアマゾン倉庫にあらかじめ送って在庫にしてあるという、出品者自体はアマゾン以外のサードパーティーだったりする場合が多いですね。

中国在住出品者でも良心的な人はいるにはいますが、衛生用品であるマスクは急ごしらえで作ったような商品はあまり使いたくないので、信頼できるところから買いたいですよね。

ただ、日本人出品者でも悪徳な高額転売をしている人も多いので、注意が必要ですね。(それに中国のAlibabaやAliExpressから激安価格で商品を仕入れて、そのままアマゾンで転売している人も多いことでしょう。)

なので、出品者がアマゾン自身か、名の知れた信頼のおける会社から買ったほうが、やっぱり安心だと思います。


レック ノーズフィット 不織布 マスク 30枚入 ふつうサイズ (95×173mm) 99%カットフィルタ採用

スケーター プレミアム ガーゼマスク 洗って 使える 綿 マスク 大人用 ふつうサイズ 1枚 MSKGP2 16×9cm

いろいろ調べた結果、わたしはアマゾン自身が出品者の上の2種類のマスクを注文しました。

どちらも中国製ですが、箱マスクのほうは家庭用品大手のレック、布マスクのほうはお弁当箱などで有名なスケーターのものです。

最初は、これを実家の母にフランス宛に送ってもらおうと思ったのですが、前回送ってもらったのが航空便(エアメール)でも1か月かかったので、今回はアマゾンから直接フランス宛に送ってもらうことにしました。

Amazon.jpからフランスに送る

Amazon Global website top page
画像は、Amazon Globalトップページより

以前、日記ブログ「フランス宛の送料の考察」で、アマゾンで重い本を買う場合、実家の母に航空便(+書留)で送ってもらうのと、アマゾンからフランスまで直送してもらうのとどっちがいいか比べたことがあります。


NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで

このフランス語の文法書は、なかなか重たくて716gあります。。

そうすると、母に頼むのもアマゾンから直送するのも、料金的にはあまり大差がなかったので、アマゾン直送も案外悪くないなという結論になっていました。(結局、この本は実家宛に買ったものを一時帰国した際に自分で持ち帰ったんですが、、)


今回は重さの軽いマスクなので、送料的には母に郵便局から送ってもらうほうが安いでしょう。

でも早く受け取るためには、日本郵便ではなくクロネコヤマトとか民間の宅配業者に頼まないといけないので、そうすると送料が高額になりますね。(この送料は、また調べようと思っています!)

わたしはアメリカのアマゾンが創業した頃から利用しているので、アマゾン歴は米・日・英・独・中・仏とかなり長いのですが、日本からフランス宛に買うというのはやったことがなかったので、ちょっと試してみたかったのもあります。^^

かかった費用

Amazon.jp order history for the masks
画像は、アマゾンの注文履歴より

商品代金ですが、購入時には自動的に日本の消費税分を免税してくれます。嬉しいですね。^^

領収書/購入明細書
商品の小計:¥ 3,590
配送料・手数料:¥ 1,723
注文合計:¥ 5,313

輸入税等前払金¥ 530
ご請求額:¥ 5,843

不織布の使い捨てマスクを60枚、布マスクを2枚を注文して、送料や輸入諸費用全部込みで5843円でした。

商品代に、フランスまでの送料&手数料と、さらに「輸入税等前払金」というのが530円加算されています。偶然なのかわかりませんが、「輸入税等前払金」は、注文合計5313円の約10%ですね。

フランスのスーパーなどで売られている中国製のナゾノ箱マスクは、50枚入りで1箱25~30ユーロ(約3100円~3750円)なので、総合的に見るとあまり変わらないぐらいの出費で済んだのかなと思います。

輸入税等前払金とは?

アマゾンのヘルプ「輸入税等前払金について」によると、この「輸入税等前払金」は、実際の課税額が低ければ返金される可能性も残っているそうですが、これ以上の追加の支払いは不要だそうです。


輸入税等前払金について
AmazonGlobal では、対象国の場合、お客様の代わりに通関でかかる輸入税、関税、その他手数料(総称して「輸入税等」とします)の見積額を算出します。

輸入税等の算出
AmazonGlobal の製品を対象国に配送する際、海外へ配送される商品に輸入税等が発生する場合は、見積額をお客様にご請求します。見積額をお支払いいただくと、配送業者や他の業者がこの代金を使用してお客様の代理(または受取人様の代理)として、配送国の適切な機関に輸入税等を支払います(輸入税等前払金)。輸入税等のお支払いは、商品を海外から持ち込む方の責任であり、商品の配送先の国の法律に基づいて徴収されます。

輸入税等前払金は、適用される可能性のある諸税と関税の見積額のため、実際の計算額とは異なる場合があります。税関の規定や特定の商品に当てはまる税率は、諸税と関税の計算日と配送国へ商品が持ち込まれる日の間に変更される可能性があります。関税や税率は、たいていの場合、商品の分類(分類の仕方は国によって異なります)によって決定されます。

AmazonGlobal の商品については、当サイトで見積もった輸入税等前払金よりも実際の輸入諸費が高額だった場合、差額をお客様に請求いたしません。Amazonマーケットプレイスで販売される商品については、各出品者のポリシーをご確認ください。

実際の輸入税等(受取人様の代理として、配送業者が配送国の税関や税の取り扱いを担当する機関に支払うもの)が、お客様にお支払いいただいた輸入税等前払金より少額だった場合は、ご注文時の支払い方法と同様の方法によって、自動的に差額を返金いたします。返金額は、Eメールでお知らせいたします。返金は、実際の輸入税等を確認する配送業者の請求書が届いた時点で処理されます。

Amazon 「輸入税等前払金について」 のページより

フランスまで直送してもらえるだけでもありがたいのに、前払金よりも低額ならば差額を返金してくれて、高額の場合でも追加請求しないとのことで、本当にいたれりつくせりのサービスですね!
(ただし、第三者のサードパーティーセラーから買う場合は各出品者のポリシーによるそうですので、注意が必要です。)

【追記】5か月後の12/29に無事に一部返金されました!

そのことなどを書いたブログはこちらです:
2/25「AmazonGlobal海外配送:輸入税等前払金の返金と再注文

EU圏外からの荷物にかかる費用

Extract from the French Customs website top page
画像は、フランス税関公式ウェブサイトより

フランスでの輸入の際には、EU圏外からオンラインショッピングしたものには免税範囲がなくて、もれなく全部課税されます。

150ユーロまでは関税はかかりませんが、日本での消費税のようなTVA(付加価値税、Taxe sur la valeur ajoutée)、アルコールやタバコの物品税などの租税は課税されるので、今回はTVAだけですね。


付加価値税(VAT、フランス語では、la Taxe sur la Valeur Ajoutee:TVA)

標準税率(20%):大半の工業製品、加工製品および一般サービスに適用(一般税法典CGI278条)

軽減税率
10%
:未加工の農水産品、住居の改築工事、レストランなど一部のサービスなどに適用(一般税法典CGI第278-bis条、278quater条、278sexiesA条、278septies条、279条)
5.5%:食品、書籍、身体障害者用機器などに適用(一般税法典CGI第278-0bis条、278-0bisA条、278sexies条)

特別税率(2.1%):一部の医薬品などに適用(一般税法典CGI第281quarter条~281nonies条)

JETRO日本貿易振興機構のフランス・コンテンツより

マスクとアルコールハンドジェルは、2021年12月31日まで軽減税率が適用されて、TVAは5.5%となっています。(それに、国内ではマスクもハンドジェルも上限価格が定められているので、特にハンドジェルは安く買うことができて本当に助かっています!)


ただ、課税される際に一番恐ろしいのは、関税/消費税(付加価値税)じゃなくて、通関業者(配達業者)の通関手数料だったりします。たぶん普通に10ユーロ越えとかするんじゃないかと思います、、

ちなみに、個人から個人宛にプレゼントを送ってもらう場合、45ユーロまでは免税なので、わたしはこれまで課税されたことがありませんでした。免税扱いなら、通関手数料も何もかからず、純粋に郵便局の送料だけでOKです。

その点、アマゾングローバルで海外に直送してもらったら、すでにこの通関手数料も込みの価格なので、自分で民間の配達業者を手配するよりもかなり節約になるような気がします。^^

Amazon Globalの荷物の追跡

Extract from the DHL tracking page
画像は、DHL公式ウェブサイトより

注文した瞬間は、どこの業者による配達なのかは未定でしたが、今回のマスクはDHLで発送されました。

ただ、すごく焦ったのは、箱マスクと布マスクの発送日が別々になって、荷物が2つに分かれてしまったのです! でも、特に送料の追加支払いの請求もなかったので本当にほっとしました。。


Amazon.jp tracking information
画像は、Amazonの注文履歴より

アマゾンの注文履歴からも細かい追跡状況がわかりますが、リアルタイムよりは少しアップデートが遅いみたいです。

DHLのほうで直接追跡すると、自分の好みの段階でのお知らせ受信も設定できるし、かなり便利です。EメールとSMSで受信が可能です。

今回のマスクは、布マスクが注文当日の7月17日発送で、成田香港ドイツ・ライプツィヒベルギー・ブリュッセルフランスの自宅という、はるばる5か国周遊の旅路でした。^^

箱マスクのほうは、翌日18日のお昼の発送で、19日にドイツ・ライプツィヒを出発するところから先発の布マスクと同じ足並みになっています。


DHL tracking information email notice
画像は、DHL追跡お知らせメールより

荷物の追跡お知らせメールはフランス語&英語併記になっています。

配達当日にDHLから「今日の9時~18日に配達予定です」とメールが来たのですが、時間の幅が広いので、トイレとかで逃してしまわないか心配でした、、

その点、フランスのアマゾン自身の配達ならリアルタイムで配達人の居場所がわかるし、エクスプレス配達のChronopost(クロノポスト)は配達予定時間が「aujourd’hui entre 09h25 et 11h25」みたいに2時間単位で知らせてもらえるので予定が立てられて助かります。

今回のDHLの場合、予定時間の朝9時ぐらいからはトイレも行かずにスタンバイしていたんですが、両方とも7月20日の朝10:35に無事受け取ることができました!!

荷物の受け取りについて

DHL proof of delivery
画像は、DHL配達証明より

この頃はどこの配達業者も、非接触が推奨されているので、受け取りサインはなしになっていますね。日本のアマゾンも、アマゾン自身による配達の場合は、玄関に「置き配」されて、その証拠写真が送られてきます。

フランスの場合は、個人の郵便受けが宅配ボックス並みに大きいので、たいていはそこに勝手に入れておいてもらえて便利です。

郵便受けより大きい場合は、一応階下まで受け取りに行くと、エレベーター前に荷物を置いてくれていて、玄関ホールで待ってくれている配達人がわたしが来たことを見届けてから、「ありがとう、さようなら!」という風にやっています。(コロナ前は、自宅の玄関先まで持ってきてくれていましたが、今は配達人の負担軽減のため自主的に階下まで行っています。)

今回のDHLは、テーマカラーの黄色&赤色の半そで短パン姿の小太りのおじさんが配達人でしたが、受け取りサインの代わりに写真を撮るとのことで、わたしが箱を持ったところを撮りました。配達証明の書類を見ると、その写真には箱がメインで顔は映ってなかったのでほっとしました。^^

配達時には追加の費用も何もなく、国内の通販の荷物と同じように受け取れましたが、箱がやっぱりアマゾンジャパンなので、4日目にフランスで配達完了するとはすごく感動しました!!


【おまけ】
こちらは、日本からの航空便が1か月以上かかったときの日記ブログです:
6/30「日本からの航空便がついに届きました!

まとめ

日本のアマゾンで7月17日にマスクを注文したら、当初の配達予定よりも8~9日も早い7月20日の午前中にフランスで無事受け取れました!

前もって送料や輸入諸費用を払ってあるので、受け取り時には追加で支払いする必要がありません。

コロナ禍でまだまだ国際郵便事情は厳しいと思いますので、アマゾンで海外に直送するという手段はストレスフリーでとてもおすすめです!

ちょっと長くなってしまったので、実際にどんな感じでマスクを受け取ったのかは、次回のブログに書こうと思います。^^

【追記】続きのブログはこちらです:

8/4「Amazon.co.jp日本からフランスに無事届いた荷物(マスク)

→無印の布マスクとの比較や、中国のマスク等級(A級~D級)、ePTFEフィルタなどについて書いています。

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