Amazon.co.jp日本からフランスに無事届いた荷物(マスク)

今回は、先日のブログ「日本のアマゾンで海外宛にマスクを買ってみました」の続きです。

7月17日にAmazon.co.jpで、箱マスクを2箱と布マスクを2枚注文したら、なんとで3日後の7月20日の朝にフランスで無事受け取ることができたんです!

荷物の発送は2箱に分かれました

Two Amazon.jp boxes delivered to France
1つの注文でしたが、2回の発送に分かれてしまいました。

先に布マスクのほうが7月17日に発送され、箱マスクのほうは翌日18日の発送になりました。

てっきり布マスクは軽いから封筒に入って送られてくるんだろうと思っていたら、どちらも同じ大きさの箱で送られてきたのでびっくりしました!

Contents of the two boxes
1箱でも全然余裕で一緒に入るんですが、それぞれの倉庫の場所が違ったのかな?

すごくしっかりした梱包なので、特に布マスクのほうでなんだか申し訳なく思いました、、

レック ノーズフィット 不織布 マスク

Lec disposable masks
この不織布マスクの化粧箱は、清潔感のある丈夫な紙箱です。

こちらは日本の家庭用品メーカーであるレック株式会社が販売する中国製の使い捨てマスクですが、フランスのスーパーで見かけるナゾノ中国製の箱マスクよりも綺麗な箱に入っているので嬉しくなりました。箱だけは日本製なのかもしれませんね。^^

レック ノーズフィット 不織布 マスク 30枚入 ふつうサイズ (95×173mm) 99%カットフィルタ採用

マスクの産品合格証について

A mask certificate paper from the box
日本のメーカーなのに、中国語(簡体字)の産品合格証が入っていたのでびっくりしました。

マスクの化粧箱を開けると、中国語で書かれた「産品合格証」なるものがペランと1枚入っていました。でも、どこの公的機関による合格というお墨付きなのか記載がないので、製造メーカーが自社で検品しましたというぐらいの意味かもしれませんね、、

Chinese mask certificate translated in English
Microsoft Translatorのアプリで翻訳してみました。

この製造メーカーは、张家港市万丰工艺品有限公司(Zhangjiagang Wanfeng Arts And Crafts Co., Ltd.)という2002年12月から続く従業員501~1000人規模の会社だそうです。

張家港市(Zhangjiagang)は、中華人民共和国江蘇省蘇州市にある県級市で、長江下流域の南岸に位置するそうです。カタカナではジャンジャーガンというのかな?

でも、マスク等級がD級というのが引っかかりました。A級のほうがなんだか良さそうな感じがしますよね、、

中国のマスク等級:A級~D級について

2016年11月2日付の人民網日本語版の記事【中国初の「日常防護用マスク国家基準」が施行】に中国のマスク基準のことが書かれていました!

中国初となる、人々が日常生活で使用する防護用マスクの国家基準「日常防護用マスク技術規範国家基準(以下、『基準』と略)」が11月1日に施行された。同基準では、微小粒子状物質(PM2.5)の遮断効果やマスクの安全性能に関して明確に規定されている。中国新聞網が伝えた。

「基準」施行前は、日常防護用マスクに関する基準は一切設けられていなかった。

中国では現在マスクに関しては、「ろ過式呼吸用保護具・防じんマスク」、「医療用防護用マスク技術規格」、「医療用外科マスク」などの基準が設けられているが、いずれも業務用防護用マスクと医療用防護用マスクに関する基準だけだった。今回、「基準」が施行されたことで、日常防護用マスク市場における「依拠すべき基準が存在しない」という現象がおおいに改善される見込み。

「基準」によると、遮断率に応じ、マスクの防護ランクはA、B、C、Dの4ランクに分けられ、それぞれがレベルの異なる大気汚染状況に対応するものとなっている。Aランクは、「重度汚染」に対応するもので、1立方平米あたりのPM2.5濃度が500マイクログラムに達した場合に用いられる。Dランクは「中度以下の汚染」に対応し、PM2.5濃度が150マイクログラム以下の場合に用いられる。

「基準」は、中国産業用紡績品業協会が中心となって起草した。同協会の李桂梅・副会長は「基準には15項目の指標が設けられており、安全性・衛生面・防護効果という3分野から製品を判定する。さらに、『中国薬典』を参考に、有毒物質や有害物質についても厳格な規定が定められた」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年11月2日より

これによると、A級が「重度汚染用」で、D級は「中度以下の汚染用」だそうですが、どれだけ防げるのかというフィルター性能のほうは、結局よくわからないままですね。A級のほうが汚染が濃いところで使えるから高性能なのか?D級のほうがより繊細なフィルターを使っていて高性能なのか、、??

レック不織布マスクの性能は?

試験をクリアした高品質
マスクの安全基準を評価する一般財団法人カケンテストセンターに試験を依頼。花粉捕集率試験VFE試験BFE試験を実地。試験にクリアし認められた性能です。

商品説明より

日本のカケンテストセンターで試験をして、花粉、VFE、BFEが99%カットということなので、たぶん安心できるんだろうとは思います。


(ちなみに、フランスで売っている中国製のマスクは「BFE 95%以上カット」という表示が多いですので、それよりは高性能みたいですね。^^)

こちらは、以前フランスの不織布マスクについて調べた日記ブログです:
5/5「要予約:IntermarchéとNettoの50枚入り箱マスク


30 disposal masks in the box, one mask is outside of the box
1箱30枚入りで、個包装タイプではないので、まとめてビニール袋に入っています。

自分ではこれまで布マスクばかりで不織布マスクを使ってなかったので、他のものと比較はできないんですが、見た感じでは安心して使える雰囲気です。

(先日、電車に乗ってドイツに行く時に使ってみたら、呼吸も苦しくなくていい感じでした。ただ、日帰り旅行も後半になるとマスクが緩くなってズレてきたので、新しいものに交換しました。)

スケーター プレミアム ガーゼマスク

Skater cotton masks
真ん中にフィルターの入った綿製の3層マスクです。

(一社)日本衛生材料工業組合会自主基準による表示

表地:綿
フィルタ:ポリテトラフルオロエチレン
裏地:綿
耳ひも部:ポリエステル、ポリウレタン
ノーズワイヤー:ポリエチレン

サイズ:約 90×160mm(プリーツ広げない状態で)

<フィルタ捕集効率試験>
BFE(バクテリア飛沫捕集効率)試験:98%カット

●スケーター株式会社は全国マスク工業会会員です。

商品説明より

こちらのスケーターのマスクも中国製ではありますが、布マスクでありながらBFE 98%カットなので、なかなか高性能です。^^

スケーター プレミアム ガーゼマスク 洗って 使える 綿 マスク 大人用 ふつうサイズ 1枚 MSKGP2 16×9cm

飛沫などの粒子の大きさの比較 1㎛=0.001㎜

でも、花粉とかVFEとかBFEとか、何がどう違うんでしょう??


Description of particle sizes from Japan Hygiene Products Industry Association
画像は、日本衛生材料工業連合会「マスクの種類と使用時の注意」より

JHPIA一般社団法人日本衛生材料工業連合会の「マスクの種類と使用時の注意」という資料がありますが、これはたぶん平成26年のものかな?

このスライドを見ると、花粉(30.0㎛)、飛沫(3.0~5.0㎛)、PM2.5(2.5㎛以下)、細菌(1.0㎛)、インフルエンザウイルス(0.1㎛)という粒子の大きさの比較がよくわかりますね!


わたしはコロナ禍になるまではマスクが苦手だったので、粒子の大きさのことは考えたこともありませんでした。

でも例えば「花粉を99%カット」とだけ書かれているとしたら、花粉はほかの粒子よりも段違いに大きいので(JHPIAのスライドによると、人の髪の毛の直径の約3分の1の大きさだそうです)、細菌とかウイルスに関してはちょっと心もとない感じだというのがわかりました!

無印良品の布マスクとの比較

Muji cotton mask on the left, Skater cotton mask on the right
左側は無印良品の布マスクで、右側はスケーターの布マスクです。

今回のマスクが届くまでは、無印良品の布マスクを愛用していました。無印マスクは、洗濯前は硬くて使いにくそうと思ったのですが、洗濯後はやわらかくなって、いい感じで使えています。

無印良品 繰り返し使える2枚組・三層マスク 約17.5×9.5cm 44279700 白

無印もスケーターも、どちらもフィルター付きの綿製の布マスクということで、サイズや重さなどを比べてみました。値段もそれぞれ同じぐらいですね。

上の写真の無印良品マスクのほうは1回以上洗濯しているもので、スケーターマスクのほうは未洗濯です。


【無印良品の布マスク】

  • 中国製
  • 2枚組で消費税込999円(@500円)
  • 本体:綿100% フィルター部:ポリプロピレン 耳部:ナイロンポリウレタン(ゴム糸使用) ワイヤー:アルミニウム
  • 外側に抗菌防臭加工(抗菌剤:銀系抗菌剤)
  • 洗濯耐久性:約30回(手洗いの場合)、低温アイロン可

【スケーターの布マスク】

  • 中国製
  • 1枚で消費税込495円
  • 本体:綿100% フィルター部:ポリテトラフルオロエチレン(=ePTFE) 耳部:ポリエステル、ポリウレタン ワイヤー:ポリエチレン
  • e-PTFEフィルタが細菌を98%カット
  • 抗菌加工なし
  • 洗濯耐久性:不明(手洗いのみ可)、アイロン不可

Muji cotton mask and Skater cotton mask close up (front)
左が無印マスクで、右がスケーターマスクです。表側(外側)のクローズアップです。

どちらのマスクも、表側・裏側とも綿100%です。無印のほうは表側は抗菌防臭加工で少しツルツルした感じになっています。

Muji cotton mask and Skater cotton mask close up (backside)
左が無印マスクで、右がスケーターマスクです。裏側(肌に触れるほう)のクローズアップです。

無印マスクは、両端の折り返しの重なりがゴツイのですが、スケーターマスクは薄いです。肌に触れる面は、どちらも優しい肌触りです。


The size comparison of Muji cotton mask, Lec disposable mask and Skater cotton mask
左から、無印良品マスク、レック不織布マスク、スケーターマスクです。

3種類のマスクを並べてみると、右端のスケーターマスクはサイズが小さめですね。

  • 無印良品マスク:17.5×9.5㎝(洗濯前のサイズ)
  • レック不織布マスク:17.3×9.5㎝
  • スケーターマスク:16.0×9.0㎝(洗濯前のサイズ)

Tanita kitchen scale with Muji cotton mask shows 10 g
無印良品マスクの重さです。
Tanita kitchen scale with Skater cotton mask shows 6 g
スケーターマスクの重さです。
Tanita kitchen scale with Lec disposal mask shows 3 g
レック不織布マスクの重さです。

こうして比べてみると、スケーターマスクは小さめで軽いことがわかりますね。あとは、ノーズワイヤーの素材がポリエチレンなので、無印やレックのマスクに比べると頼りない感じではあります。


Once handwashed Skater cotton mask backside close-up
使用前に手洗いしたスケーターマスクの裏側クローズアップです。

スケーターマスクのほうは薄すぎるからか、裏側の布が顔にまとわりつく感じもありますが、不快すぎるほどではありません。上の写真でも裏側の布が浮いているのが見えますね。洗う時に少し揉んでしまったからかもしれませんが、、(ちなみに、真ん中のフィルターは、触ると少しシャリシャリした感じがあります。)

Once hand washed Staker cotton mask
使用前に手洗いしたスケーターマスクの表側です。

スケーターマスクはとても軽い分、繊細な感じがあります。洗濯機で洗うと溶けてしまうそうなほどなので、取扱説明どおり手洗いするしかないと思います。

アイロンも禁止ですが、洗濯後はシワシワになってしまいます。でも、細かいちりめんみたいな素材にも見えなくもないので、ノーアイロンでもこのままで軽やかでいいかなと思って愛用しています。

軽い感じの布マスクをお探しの方には、とてもおすすめです!

こちらは、無印の布マスクについて書いた日記ブログです:
6/19「日本からの航空便といろいろなマスク
7/21「無印マスクがフランスでも買えるようになりました!

ePTFEフィルタとは?

スケーター布マスクは、「e-PTFEフィルタが細菌を98%カット」というのがウリになっています。でも、この「e-PTFEフィルタ」って何でしょう?

PTFEというのは、マスク品質表示に記載のあるとおり「ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene)」のことだそうです。それで、ePTFEというのはexpanded PTFEのことみたいです。

2019年10月28日は、延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)の発明という歴史的な出来事から50年目となる日です。この一般にはあまり馴染みのない素材は、W. L. Gore & Associates (以下、ゴア)が開発・製造する幅広い製品をはじめ、今日の多数の日用品の重要な構成要素となっています。延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)は、縫合糸や人工血管といった移植用医療デバイスなど、高い社会的価値を持つ製品の要となる革新的な素材です。そのほか、防護用アパレル、国際宇宙ステーションのデータ伝送ケーブル、自動車用燃料電池、ギター弦、携帯電話用ベントなど、多種多様な製品に用いられています。

日本ゴア合同会社「ゴア、ePTFE発明50周年」より

Gore-Tex®の会社のウェブサイトによると、ePTFEは50年ほど前にゴアによって発明されたそうです。

スケーターマスクは中国製なので、もちろんフィルターのePTFEもゴア社製ではなく中国製のものを使っていると思いますが、、

ゴアの「ePTFEとは?」という説明ページに素材の拡大写真なども出ていますが、スケーターマスクのe-PTFEフィルタは「細菌」を98%カットとのことなので、この素材の孔の間隔が1㎛=0.001㎜以下ということなのかもしれませんね。

特に中国では、マスクのフィルターとして、メルトブローン不織布に代わって、このePTFEメンブレン(膜)が使われていく傾向にあるみたいです。

さいごに

今回初めてAmazon.co.jpからフランス宛に直送してみたのですが、なんと3日後にマスクを無事に受け取ることができました。ちょうど公共の屋内でのマスク着用が義務化された初日に届いたので、とても助かりました!

レックの不織布マスクも、スケーターの布マスクも、どちらも満足できる品質で、ハズレがなくて本当にラッキーでした。

アマゾングローバル海外配送(Amazon Global)は、想像以上にストレスなく国境を越えた買い物ができたので、これからも利用したいと思っています。

ところで、わたしはこれまでに型紙不要のフランス式プリーツマスクを5枚ほど作ってみたのですが、手持ちマスクが増えてきたので、今は量産はストップしているところです。(まだどれも試作品レベルです、、涙)

今回調べたフィルターのこととかも踏まえて、今度は改良型のマスクを作りたいなあと思っています。フィルターの素材というのは、一般人でも普通に買うことができるのかな?

こちらは、自作マスク5枚目を作った時の日記ブログです:
7/6「手縫いのフランス風マスク(5枚目)と不思議な現象

4 Comments

  1. […] よろしければ、前回のブログもご覧ください:7/31「日本のアマゾンで海外宛にマスクを買ってみました」→輸入税等前払金やフランスのTVAなどについても書いています。^^8/3「Amazon.co.jpからフランスに無事届いた荷物」→届いたマスクの比較や性能などについて書いています。 […]

    2020年8月17日
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